一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会
宮ヶ瀬小学校・宮ヶ瀬中学校利活用アイディアコンペ

思い出の場所を、未来の力に

 

趣 旨

2026年3月をもって、神奈川県で唯一の村である清川村で1873年(明治6年)8月から多くの子供たちを育てた宮ヶ瀬小学校および宮ヶ瀬中学校が児童数の減少により休校しました。
全国的にも同様の施設は多く、少子化が進む中でこれまでに約8,800校が廃校となり、その内の約1/5の施設が未活用されず残されています。(※文部科学省「廃校施設等活用状況実態調査(令和6年度)」)
廃校となった学校は、地域にとって思い出がつまった大切な場所であり、地域の重要な資源でもあります。その価値を大切にしながら、地域の状況や住民の声を踏まえて、これからの利活用方法を考えていくことが求められている一方で、建物の老朽化や維持管理にかかる負担といった現実的な課題も無視することはできません。
こうした状況を踏まえ、本コンペでは実現可能かつ持続可能な休校施設の利活用案を募集する。公共施設としてだけではなく、民間の視点も含め、学校施設の新たな可能性を幅広く検討することを目的とします。収益性や持続可能性を備えた事業提案から、地域の暮らしを支える公共的な利用まで、清川村の未来につながる多様なアイデアコンペを求めます。さらに本コンペは、清川村単独の検討にとどまらず、地域課題の解決を図るとともに、全国に向けて公共施設利活用の新たなモデルプランとして発信することを大きな目的とします。透明性の高い審査を通じて、公共施設利活用の新たな可能性を探るものです。そのため、募集要項および審査基準を公開し、公平性と信頼性を確保します。
本コンペで得られた成果は、(一社)神奈川県建築士事務所協会50周年記念事業にて公開し、「清川村から全国へ」というテーマのもと公共施設利活用の新たなモデルとして冊子化・ウェブ公開し、他自治体の参考となる知見として広く発信する予定です。

テ-マ

思い出の場所を、未来の力に

入選

最優秀賞 1点 50万円  
優秀賞 1点 5万円  
部門賞 数点 1万円  

審査員

審査委員長 西田 司 

株式会社オンデザインパートナーズ代表
審査委員 一條 英仁 

京浜急行電鉄株式会社 生活事業創造本部 開発事業部 部長
庄司 博之 

(一財)神奈川県建築安全協会理事長
西原 聡 

一般社団法人神奈川県建築士事務所協会賛助会会長
平山 正義 

(一社)神奈川県建築士事務所協会会長

応募登録方法

締切:2026年7月26日(日)
※申込受付後、応募者へ登録番号が通知されます。

作品提出方法

提出フォームより、PDF化した作品データを提出してください。
作品データの詳細については【提出内容】をご確認ください。

 

作品提出方法

【提出内容】

以下の条件を確認のうえ、提案書を作成してください。

設計趣旨

文字数は800字以内とし、日本語で表記してください。

図面

提案の方法は自由とする。
図面、パース、模型写真、文章等、表現形式は問いません。
※全ての用紙の右下に登録番号を記載してください。

縮尺

縮尺は任意としますが、内容が判別できるサイズとしてください。

用紙

A3用紙サイズ、4枚までとします。

提出書類

データ形式はPDFとし、4枚を1つのデータにまとめてください。 データ容量は10MB以下とします。

注意事項

  • AIの利用も可能とします。
  • AIの利用部分を明記し、わかるようにしてください。(例:画像生成、文章生成、補正等の使用箇所を明示)
  • AIを利用する際は著作権等を侵害しないよう十分に配慮してください。
  • AI生成物の権利関係については応募者が責任を負うものとします。
  • 共同応募の場合は代表者を1名定め、提出物・権利関係に関する責任を負うものとします。
  • 提出期限後のデータ差し替え、再提出は受け付けません。

応募資格

資格は問いません。個人、グループの応募も問いません。

費用

応募費用はかかりません。

計画条件

下記項目を含めた提案をしてください

  • 休校した宮ヶ瀬小学校・宮ヶ瀬中学校の利活用案を提案してください。
  • 全国的にも廃校した校舎の利活用がなされずいることに対しても提案をしてください。
  • 民間活用、公共活用のどちらでもかまいません。
  • 施設の老朽化、維持管理負担などの課題に対する具体的な解決策をしめしてください。
  • 防災拠点としての機能は残してください。
  • 収益性・持続可能性・実現可能性に配慮した計画としてください。

敷地情報等/その他

本コンペの対象敷地は、神奈川県唯一の村である清川村に所在する休校中の宮ヶ瀬小学校・宮ヶ瀬中学校の敷地です。敷地は丹沢山地の山間部に位置し、周辺には広大な森林、湖沼、渓流等の豊かな自然環境が広がっています。特に当該地は丹沢大山国定公園の区域内で、丹沢山地を構成する主要山岳群に囲まれた自然性の高い環境に立地しています。
敷地周囲には宮ヶ瀬ダムによって形成された宮ヶ瀬湖が広がり、湖面と山並みが連続する雄大な景観を望むことができます。また、宮ヶ瀬地区からは高取山、仏果山、辺室山、高畑山、滝ノ沢ノ峰などの山々を視認することができ、これらの峰々が織りなす稜線は本地域の景観的特徴を形成する重要な要素となっています。宮ヶ瀬湖は中津川・早戸川・塩水川など複数の河川が合流して形成されており、丹沢山地の豊かな水源環境を象徴する存在です。
学校敷地は、宮ヶ瀬ダム建設に伴う地域再編の過程で高台に造成された人工地盤上に整備されたものであり、周囲を急斜面が取り囲む特徴的な地形条件を有しています。
交通状況については、敷地への主なアクセスは自動車によるものとなり、県道64号(宮ヶ瀬湖畔道路)および県道514号が主要動線として機能しています。これらの道路は山間部を縫うように整備されており、カーブや勾配が多いことから通行には一定の注意が必要です。また、冬季には路面凍結が発生する可能性があり、季節による交通条件の変化を踏まえた計画上の配慮が求められます。公共交通機関についてはバス路線が存在するものの本数は限られており、来訪者の多くは自家用車によるアクセスが想定されるでしょう。
以上のような地形・自然環境・景観・交通条件を踏まえ、計画においては歩行者動線と車両動線の整理、安全な進入路の確保、災害時の避難経路の明確化に加え、周辺景観との調和や自然環境への配慮が求められます。
校舎・体育館・校庭など、既存施設の配置や動線を踏まえたうえで、地域の安全性、利便性、景観への配慮が求められます。

日程

令和8年6月22旬

要項発表

令和8年6月22日

登録開始

令和8年7月21日(火)   21:00

登録締切

令和8年7月27日(月) ~ 令和8年8月2日(日)

質疑期間

※コンペ特設サイトに質疑投稿フォームを設置します。
令和8年8月7日(月)

質疑回答公表

令和8年8月31日(月)   23:59

作品提出締切

令和8年9月7日(月)

一次審査結果公表

令和8年10月19日(土)

二次審査(公開プレゼン)

会場:清川村立宮ヶ瀬中学校

表彰式日程

令和9年1月29日(金)

※神奈川県建築士事務所協会50周年記念式典内にて表彰いたします。

審査基準

本コンペの審査は、以下の観点を総合的に評価して行います。

01

提案の実現可能性

02

公共性・地域貢献性

03

創造性・独自性

04

持続可能性

05

デザイン・空間構成の質

審査方法

  • 提出資料を元に一次審査を行い、一次選考通過作品を選出します。
  • 二次審査は、公開審査を行い、入選作品を決定します。

注意事項

  • 応募作品は未発表のオリジナル作品に限ります。他のコンペ等で発表済みの作品、または類似作品の再利用は不可とします。
  • 提出形式、字数、サイズ、登録番号の記載等、本応募要項に定める条件に従わない作品は失格となります。
  • 本コンペは、必ずしも本村で採用されることを前提とするものではありません。 
    本提案内容は審査および展示・広報等を目的としたものであり、実施の可否は本コンペの結果とは直接関係しません。
  • 審査における議論内容、採点の詳細、審査委員個別の評価等については公開しません。審査基準の運用方法や採点プロセスに関する問い合わせには応じません。
  • 審査結果については、いかなる異議・疑義も受け付けません。応募者は本条件に同意したものとみなします。
  • 本コンペは実施を前提とするものではありませんが、展示・広報・記録作成等の目的で、入賞者に対し軽微な修正や追加資料の提出を依頼する場合があります。その際は主催者の指示に従ってください。
  • 審査結果は主催者が定める方法(ホームページ等)により公表します。
  • 入賞作品および必要に応じて応募作品の一部を、主催者が広報・展示・記録等の目的で公開する場合があります。
  • 地域住民への聞き取り調査、アンケート、写真撮影依頼等の行為は一切禁止します。地域生活への影響を避けるため、ご理解ください。
  • 当該敷地は山間部に位置し、急斜面・段差・未整備区域が存在します。立入禁止区域への侵入、危険箇所への接近、夜間の調査、無断でのドローン飛行等、事故につながるおそれある行為を禁止します。
  • 丹沢大山国定公園内の環境特性を踏まえ、植生の採取・踏み荒らし、施設・工作物の損傷面の掘削等、環境や施設に影響を与える行為を禁止します。
  • 敷地周辺には私有地や管理区域が含まれます。調査目的であっても、主催者が許可していない区域への立ち入りは禁止します。
  • 調査中の事故・怪我等について、主催者は責任を負いません。応募者自身の責任において安全に配慮し、適切な服装・装備で参加してください。
  • 応募作品に関して、著作権、商標権、意匠権、肖像権、パブリシティ権その他の第三者の権利を侵害しないよう十分に配慮してください。万一、応募作品に起因して第三者との間に紛争等が生じた場合、主催者は一切の責任を負わず、応募者が自らの責任と負担においてこれを解決するものとします。
  • 共同応募(チーム応募)を行う場合は、代表者を1名定め、提出物・知的財産権・連絡対応等に関する一切の責任を代表者が負うものとします。また、チーム内の権利関係(著作権の帰属、成果物の扱い等)については、応募者間で事前に合意し、主催者はこれに関与しません。
  • 本コンペに関する問い合わせは、募集要項の内容に関するものに限ります。設計内容、審査基準の詳細、敷地条件の解釈等、審査に影響を与えるおそれのある質問には回答しません。また、個別の技術的助言や提案内容に関する相談には応じません。
  • 応募に際して取得した個人情報は、本コンペの運営、応募者への連絡、結果通知の目的に限り使用します。これらの情報を、上記目的以外で利用したり、第三者へ提供することはありません(法令に基づく場合を除く)。
  • 応募者は、反社会的勢力に該当しないこと、またこれらと関係を有しないことを保証するものとします。 応募者が反社会的勢力に該当すること、または関係を有することが判明した場合、主催者は応募の受理、審査、入賞等のすべてを取り消すことができます。
  • 未成年者が応募する場合は、保護者の同意を得たものとみなします。また、応募に伴い発生する一切の責任については、応募者およびその保護者が負うものとします。
  • 自然災害、交通障害、停電、通信障害その他の不可抗力により、応募期間、現地調査日、審査日程、結果公表日等を変更する場合があります。主催者は、これらの事由による応募者の不利益について責任を負いません。
  • オンライン提出において、通信環境・機器トラブル等によりデータが破損、未着、または閲覧不能となった場合、主催者は責任を負いません。応募者は提出前に、データ容量、表示可否、リンク切れ等を十分に確認してください。
  • 提出物(データ・印刷物等)の紛失・破損について、主催者は故意または重大な過失がある場合を除き責任を負いません。
  • 社会情勢の変化、行政上の要請、その他やむを得ない事情により、本コンペの内容を変更または中止する場合があります。その際の応募者の費用負担や損害について、主催者は責任を負いません。

後援

神奈川県、横浜市建築局、川崎市、相模原市、横須賀市、平塚氏、鎌倉市、藤沢市、小田原市、三浦市、秦野市、厚木市、大和市、大磯市、二宮町、松田町、中井町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町、一般社団法人日本建築士事務所協会連合、公益社団法人日本建築家協会JIA神奈川地域会、一般社団法人神奈川県建築安全協会、公益社団法人かながわ住まいまちづくり協会、一般社団法人神奈川県電業協会、一般社団法人神奈川県空調衛生工業会、神奈川県弁護士会、神奈川県土地家屋調査士会、神奈川県設計協同組合連合会、神奈川県木材業協同組合連合会、横浜市建築設計協同組合、一般社団法人神奈川県設備設計事務所協会

当事業は、(一財)神奈川県建築安全協会の社会貢献事業振興基金助成事業による助成金を受け実施しています。