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築年数 | < | 5年 | ・・・ | 6,000円/戸 以上 | ||
5年 | ≦ | 築年数 | < | 10年 | ・・・ | 7,000円/戸 以上 |
10年 | ≦ | 築年数 | < | 17年 | ・・・ | 9,000円/戸 以上 |
17年 | ≦ | 築年数 | < | ・・・・・・・ | 10,000円/戸 以上 |
マンションの計画修繕に要する費用は、マンションの築後の経過件数によって異なります。新築・入居してからの5年位までは、鉄部塗装が必要になる程度で大きな出費はほとんどありません。
築後10年位から15年位の間には、第1回目の外壁修繕工事や屋根防水工事が必要になり、戸あたり数十万円から、場合によっては100万円以上の修繕費が必要になります。築後15年位から25年位の間には、給水管や配水管の修繕工事、第2回目の外壁修繕工事と大きな工事が続きます。修繕積立金制度は、これらの計画修繕をスムーズに乗り切るために定められたものです。したがって、一定期間内に計画的に行う修繕工事に対応できる金額でなければなりません。
なお、チェックには今年度の及び前年度の修繕積立金会計の予算書・決算書と「修繕積立金計算シート」(参考)を用いてみてください。
また、修繕積立金会計から管理費会計への繰入れがないなど、管理費会計と適切に区分されているか、あわせてチェックしましょう。
■このような場合には・・・
<参考>
注 : 次のような工事は、築後20年位前から40年位にかけて多額の費用を要するものですので、修繕積立金算出の際に、十分考慮しましょう。
注 : 次のような特殊な立地、条件にあるマンションについては、維持修繕に多額の費用を要する場合がありますので、将来の修繕予定金額を十分に把握しておきましょう。